本文の内容については、2022年6月14日にPeachが発表したプレスリリース( https://www.peach.me/blog/cape-press-release/ )を元に日本語に翻訳、再構成したものです。

 

PeachがCape社を買収：デジタルとソーシャルのクリエイティブ広告のワークフローを高度化

プレスリリース：広告ワークフロー全体における、Peachの能力を拡大する重要な一歩

2022年6月14日

動画広告のワークフローと配信のマーケットリーダーであるPeach（英ロンドン、CEO：Ben Regensburger）は、チームが協力してデジタルおよびソーシャルデスティネーションに効率的に公開できるSaaS型のクリエイティブおよびキャンペーン自動化プラットフォームであるCapeを買収したことを、本日発表しました。

Michiel BlonkとEelco Van De Wielは、2019年にCapeを共同設立しました。同社は飛躍的に成長し、Basic-Fit、Just Eat Takeaway.com、Philipsなどのブランドで利用されています。

Capeのソフトウェアは、ディスプレイ、ソーシャル、ビデオ、DOOH向けの容易なクリエイティブバージョニング、承認フロー、ユーザーコラボレーション、データフィード管理、Facebook, Instagram, Snapchat, LinkedIn, YouTube, TikTok, Pinterest, Meta for Business, Google Ads, CM360, DV360などのソーシャルや広告プラットフォームへのパブリッシングなど、クリエイティブワークフローを圧倒的に強化するものです。Capeは、多変量テスト、レポート作成、アセット管理、キャンペーン計画、スマートな映像解析などの新機能を発表しています。

Peachの最高製品・技術責任者であるDoug Conelyは、次のように述べています。「今回の買収は、Peachにとって非常に重要な意味をもっています。クリエイティブワークフロー全体に重要な機能を追加することで、広告の仕組みをよりシンプルにし、自動化するという当社のミッションを実現することが可能になるのです。」

「Capeのチームは、当社のグローバル組織の必要不可欠な存在となるでしょう。短期的には、ユーザーの皆様のために製品の継続的な革新の軌道を加速させ、既存の海外拠点を通じて、より多くのお客様に製品のメリットをお届けすることが目標です。長期的には、ブランド、代理店、メディアオーナーを支援するために、Peach製品とエコシステム・パートナーとの間でさらなる自動化を進める機会を見出していきたいと考えています。」

Cape社の共同設立者であるMichiel Blonkは、次のように述べています。「デジタル広告に携わる誰もが、キャンペーンの効率化、広告パフォーマンスの最適化、真にクロスチャネルなキャンペーンの構築には大きな可能性があることを知っています。」

「私たちの使命は、キャンペーンをできるだけ容易に、迅速に実行できるようにすることですが、Peachには同じ志をもった仲間がいます。25年にわたる専門知識と革新的な技術で知られる同社の買収は、ベネルクスという裏庭から世界に広がる当社の成長をさらに加速させ、より優れた製品を生み出すための自由を与えてくれるでしょう。」

Just Eat Takeaway.comのGlobal Lead Programmatic Display, Video and Social AdvertisingであるYannick Kantは、次のように述べています。「キャンペーンを構築するために、以前は我々の時間の80%を費やしていました。しかし、Capeを使えば、20分でキャンペーンを構築し、5分で公開することができます。今では、テストとクリエイティブな 部分に集中することができ、新しいキャンペーンコンセプトを生み出し、デジタル広告戦略を最適化することができるようになりました。」

広告のエコシステムは、過去20年間で非常に複雑化し、コンテンツに対する要求も増え、非常に時間のかかるワークフローになっています。デジタルキャンペーンは有効化するのに数週間かかるにもかかわらず、日常的に遅れて実行され、追加料金、メディアプランの失敗、キャンペーンの遅延など、高いコストにつながっています。Peachは、製品イノベーションを通じてこれらの問題を解決することを目指しており、今回のCapeと昨年のAdvalidationの買収は、この使命を加速させるものです。

詳細は、Peach（日本ではGroup IMD）にお問い合わせいただくか、Capeのウェブサイトをご覧ください。